Kling 2.1の新機能まとめ|1.6との違い・高精細AI映像の進化と使い方ガイド

Adbrand Team Adbrand Team

Kuaishou Technology が手がける動画生成 AI「Kling」が 2025 年 5 月末に 2.1 へ大型アップデートしました。720 p 止まりだった 1.6 系と比べ、フル HD 生成・リアルな物理シミュレーション・ワンステップ音声を実現し、競合 Veo 3 や Sora と真っ向勝負できるレベルに到達しました。

本記事では、Kling 2.1 の主要アップデートを 1.6 との相違点とともに整理し、Elements 機能の概要や具体的な動画生成手順までを解説します。

目次

Kling の動画生成の特長

Kling シリーズは、バージョン 1.6 から 2.1 にかけて大きく進化してきました。ここでは、それぞれのバージョンにおける代表的な特長を紹介します。 引用:https://klingai.com/global/


Kling 1.6 の特長

  • Start/End Frame の両方を指定可能 動画の始まりと終わりを明確にコントロールできる。

  • 画像×複数枚による合成(Elements) 同一キャラクターや背景を保った連作表現がしやすい。

  • T2V(テキスト→動画)に対応 画像がなくてもテキストだけで生成できる。

  • 軽量で高速な720p出力 負荷が低く、試作やプロンプト検証に向いていた。

Kling 2.1の特長

  • 画像1枚からシネマティックな動画を生成可能 Start Frame のみでシーン全体を構築。

  • リアルな物理挙動を自動再現 3D空間上で布・髪・水・重力などが自然に動く。

  • 高品質な1080p出力に対応(Pro以上) 広告・SNS・商用利用に十分耐える映像品質。

  • 音声付き動画をワンステップで生成(Master) 効果音・BGM・TTS・LipSync を自動合成。

  • 最大4パターンを同時生成可能 複数候補から選んで保存できるため、編集工数を削減。

Kling は、従来の要素分解型動画制作と異なり、プロンプト主導で完結できる「直感型・即出力」スタイルを実現しており、進化を重ねるごとにより高品質・高効率なツールとして定着しています。

実例紹介:X投稿による比較

TheAIColony が共有した以下のポストでは、Kling 2.1 Pro で生成した 1080p 動画のクオリティと生成プロセスが確認できます。実際の出力イメージをチェックしたい方はぜひ参照してください。

## Elements機能について **Elements** は 2025 年 1 月 23 日に Kling 1.6 で追加された “複数画像合成” オプションです。最大 4 枚までのリファレンス画像(キャラクター、背景、小物など)をアップロードし、それぞれを **「要素(Element)」** としてモデルに認識させることで、以下のことが可能になります。
  1. 一貫したキャラクターや背景の維持 連作動画でも髪型・衣装・ロゴ配置などがブレにくい。

  2. 複数オブジェクトの同時配置 たとえば人物+車+建物+ロゴを 1 本の動画に自然に共存させられる。

  3. プロンプトだけでは難しい細部指定 小道具や複雑な構図を画像で示せるため、テキスト指示の試行回数を削減できる。

結果として、「頭の中のイメージをそのまま動画に落とし込む」ワークフローが現実的になり、AI 動画生成の自由度が向上しました。現在 2.1 系では非対応ですが、今後実装されるかもしれません。Elements の再登場が待ちきれない場合は、旧 UI の Kling 1.6 Pro を併用するか、プロンプトに詳細な固定ワードを盛り込んで一貫性を担保するのが代替策となります。


画像/動画生成 手順

Kling 使った画像から動画生成の流れは以下のとおりです。

画像や動画をアップロード(任意)

Kling 2.1 では画像入力において「開始時のフレーム(Start Frame)」を指定するができます。終了時のフレーム(End Frame)は現在2.1では対応しておらず、1.6 では Start Frame と End Frame の両方を指定して、動画の始まりと終わりを制御することが可能です。
また、動画入力は現在2.1では対応しておらず、1.6で対応可能です。

プロンプトを入力します。 モデル(Standard/Professional)、長さ(5秒/10秒)、出力数 等を選択します。 Generateをクリックし、画像/動画生成を開始。

手順が非常にシンプルで、動画生成に不慣れなユーザーでもすぐに成果物を作ることができます。


まとめ

Kling 2.1 は、画像から簡単に高品質な動画を生成できるツールです。1080 p の出力や物理的な動きの再現、さらには音声付き動画まで、プロ顔負けの映像が誰でも短時間で作れます

今すぐ試してみたい方は、まずは Basicモデルの無料枠から始めてみてください。そして、用途に応じて Standardや Pro そしてPremier へステップアップしていくのが、最も効率的な活用方法です。