SUNOとは?作詞・作曲・歌唱までAIが担うAI音楽サービス!最新モデルv4.5+まで解説

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業務で使用するBGMやジングルを自社で手軽に制作したいと考える場面が増えています。そうしたニーズに応える手段として注目されているのが、音楽生成AI SUNO です。

本記事では、SUNOの特徴と業務シーンでの活用方法、料金体系や著作権の考え方、導入手順について簡潔に整理してご紹介します。

目次

SUNOとは?

SUNOは、 テキストで指示を与えるだけで、歌詞入りのフル尺楽曲を最短30秒ほどで自動生成できるAI音楽プラットフォーム です。日本語にも対応しており、J-POP風の楽曲や伝統音楽調など、さまざまなジャンルの音楽制作が可能です。

基本機能は無料で利用でき、1日に最大10曲を生成できます。利用環境も柔軟で、 Webブラウザ、スマートフォンアプリ、Microsoft Copilotとの連携 といった複数の方法でアクセス可能です。

引用: https://suno.com/


主な機能と特長

SUNOには、業務活用に適した多彩な機能が揃っています。以下のような特徴的な機能により、音楽制作のプロセスを大幅に効率化できます。

  • テキスト入力による楽曲生成 例:「明るく元気なポップソング」と入力するだけで、2分程度のボーカル付き楽曲を自動生成。

  • カスタム歌詞機能 製品名やメッセージを盛り込んだオリジナルソングを作成可能。

  • BGM切り替え機能 ワンクリックでボーカルなしのバージョンに変更でき、ナレーション音声との相性調整が容易。

  • 既存音源の再構成 鼻歌や手持ち音源から別スタイルの楽曲を生成可能。

  • ステム分離ダウンロード ボーカル/ドラム/ベースなどを分けて出力し、動画編集やミックス作業を効率化。

  • Copilotとの連携 Microsoft Copilotと連携し、「30秒の製品紹介ジングルを作成して」といった指示で即時生成が可能。


Xに投稿されたSUNO音楽サンプル紹介

以下は、X(旧Twitter)の公式/ユーザー投稿から選んだ SUNO 楽曲事例です。

すべて数行のプロンプトやハミング音声だけで生成されており、SUNO が多彩なジャンルをカバーできることを示しています。

  • ハミングから生成したR&Bソング 生成スタイル:鼻歌(ハミング)を入力 → R&B アレンジで自動生成 聴きどころ:しっとりとしたボーカルとスムースなビートが、即興メロディを本格的な楽曲へ昇華。

  • 歌詞とイメージからのオリジナル楽曲 生成スタイル:ユーザー作詞+イメージ指定 → グランジ調ロック 聴きどころ:雨のシアトルを思わせる重厚サウンドとエモーショナルなボーカルが特徴。

これらのサンプルからもわかるように、SUNOはジャンルやトーンを問わず、多彩で高品質な音楽を驚くほど簡単に生み出すことができます。


活用事例と業務応用の可能性

SUNOは、さまざまな業務シーンで実用的に活用できます。代表的な用途は以下の通りです。

  • 動画コンテンツ制作 投稿ごとにテーマソングを設定し、視聴者の記憶に残る印象的な演出が可能。

  • 広告・キャンペーン施策 短時間で複数のジングルを制作し、A/Bテストを通じて効果的な訴求音源を選定。

  • ポッドキャスト・ウェビナー 番組の開始やセクション切替時のジングルとして活用し、ブランド統一感を向上。

  • 社内イベント・研修動画 企業名・スローガン入りの楽曲で、参加者の記憶に残る演出や一体感の創出に寄与。

  • 音楽ストック販売 自社で制作した音源をストックサイトに登録し、副次的な収益化を図ることも可能。


利用料金とライセンス体系

SUNOは、無料・有料の2つの利用形態に分かれています。

Basic(無料)

毎日10曲まで生成可能。視聴・共有は可能だが、商用利用は不可。

Pro(月額約10ドル)

月500曲まで生成可能。商用利用に対応し、生成後のライセンスもユーザーが保持。

Premier(月額約30ドル)

月2000曲まで生成可能。大規模な制作・流通に適し、ライセンス条件もPro同様。 引用: https://suno.com/account

商用利用の補足

有料プランで作成した楽曲は、YouTube・SNS・広告・店舗BGMなど、あらゆる商用目的で利用可能です。契約終了後もそのライセンスは継続して有効です。

著作権に関する注意点

楽曲の著作権はユーザーに帰属しますが、AI生成作品に関する法的扱いは国や時期によって変動する可能性があるため、必要に応じて確認を行うことが望まれます。


導入手順ガイド

SUNOは、以下のステップで誰でも簡単に使い始めることができます。

SUNOの Webサイト またはアプリから、Googleアカウント等で登録。 ログイン後、「Create」メニューをクリック。入力エリアに生成したい音楽のイメージを入力します。歌詞やテンポやキーなどの詳しい指定がしたい場合はCustomモードを使用してください。 入力後、「Create」をクリックします。

再生して内容を確認し、MP3でダウンロードまたはリンク共有できます。 初めての方でも直感的に操作できるため、思い立ったその瞬間から音楽制作を楽しめます。


効率的な活用のためのポイント

SUNOの性能を最大限に引き出すための実践的なコツを紹介します。

  • ジャンルや楽器指定はシンプルに 「EDM × 和楽器」など2要素までに絞ると安定した生成が得られやすい。

  • 特定楽器の強調 [sax] のように角括弧で楽器名を記述すると、希望の音色が反映されやすい。

  • Remaster機能の活用 旧バージョンの楽曲を最新音質にリフレッシュできる。

  • Persona登録でボーカル再利用 好みの声質を保存して、継続的に使用可能。

  • Stems分離での編集拡張 各パートを分けた書き出しにより、DAW編集やミックス作業が容易に。

これらの工夫を取り入れることで、ただの自動生成にとどまらない、より自分らしい音楽表現が可能になります。


【2025年7月アップデート】v4.5+ で広がる 3 つの新クリエイティブ機能

2025年7月中旬、SUNOは最新モデル「v4.5+」をリリースしました。キャッチコピーは「Swap vocals, flip instrumentals, or spark a song from any playlist — it’s creativity, upgraded.」。従来のv4.5をベースに、3つの新機能が追加されています。

v4.5+では、 より豊かなボーカル表現と複雑なハーモニー が可能になり、 最長8分の楽曲生成 にも引き続き対応。さらに、 ジャンルの掛け合わせやムード指定に対するプロンプト解釈精度 も大きく向上しました。

ボーカルの差し替えや伴奏の反転など、より直感的で柔軟な制作が可能になり、SUNOは音楽生成の新たな地平を切り開いています。

*ベータ版のため現時点では Pro/Premier ユーザーのみ利用可能です。

新機能できること主な用途
Add Vocals既存の伴奏(自作/SUNO 生成/ステム化したトラック)に、入力した歌詞をもとに AI ボーカルを自動合成して重ねる作曲家・プロデューサーのトップライン検証、仮歌制作
Add Instrumentalsボーカルトラックや鼻歌をアップロードし、そのメロディに合うフル伴奏を AI が作編曲シンガーソングライターのデモ制作、アカペラ素材の楽曲化
Inspire自分の作った曲だけで構成したプレイリストを「+Inspo」ボタンで指定し、その雰囲気を学習させて新曲を生成自社 BGM のトーン統一、シリーズ動画の世界観維持

Add Vocals

AI ボーカルを、任意のインスト音源にあとから追加できる機能です。

  1. ライブラリまたはワークスペース で対象曲の「…」メニューを開く

  2. Add Vocals を選択

  3. 歌詞を入力して Create

  4. 必要に応じて Audio Strength スライダーでボーカルと伴奏の馴染み具合を調整

Add Instrumentals

音声素材から自動で伴奏をつけてくれる逆アプローチ型の生成機能です。

  • 自分の声・ハミング・セリフ など 8 分以内の音声をアップロード

  • 生成画面で Instrumental を指定しスタイルを入力すると、AI がフルアレンジを作成

  • TikTok や Podcast のジングルを”声だけ”で考え→SUNO で伴奏追加、というワークフローが可能になります。

Inspire

自分の楽曲テイストを学習させて“らしさ”を保った新曲を生成できるモードです。

  • Create > Custom で + Inspo ボタンを押し、3〜5 曲ほどのプレイリストを選択

  • SUNO がテンポやコード感を抽出し、新曲をユーザー指定の歌詞・スタイルに合わせて提案

  • シリーズ動画、ゲーム内 BGM、店舗用ループ音源などで「同じブランド感」を保ちたいときに便利です。


まとめ

SUNOは、音楽制作にかかる時間・コストを削減しつつ、業務における表現力や印象形成を高める強力なツールです。導入の流れは以下の通りです。

  1. 無料プランでまず試す 楽曲生成のスピード・品質を確認。
  2. 必要に応じてProプランに切替 商用ライセンスを取得し、外部展開可能な音源を制作。
  3. 日々の業務に活用を展開 動画、SNS、広告、イベント等に積極的に取り入れる。

音が持つ情報価値は今後さらに高まります。SUNOを活用して、視覚だけでなく“聴覚”からも印象に残る発信をはじめてみてはいかがでしょうか。